お彼岸に何故お墓参りをするのか
1年の中で太陽が真東から上がって、西方極楽浄土のある真西に沈む日が2回あり、その日が春分の日と秋分の日です。
そしてそれぞれの日を挟んだ前後3日間、計7日間を春彼岸、秋彼岸と言います。
春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日であることから、この世とあの世、迷いと悟りが接する日として、ご先祖様を偲び敬意を払い、今日の自分があることを感謝し、
自分も彼岸に到達できるよう行いを反省する為に、お彼岸にはお墓参りをしましょうという習わしなんですね。
ぜひお子さんやお孫さんを連れてお墓参りをして頂き、人としての正しい生き方や家族の歴史、先達の生き方や生きざまを語り聞かせ、真っ直ぐで思いやりの心を持ったお子さん、お孫さんに育つよう諭してあげると共に、家族の絆を深めて頂きたいと思います。