石仙日記

石仙日記 ISHISEN Diary

お彼岸とは

 お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」とも言い、 春は3月21日頃の春分の日を挟んで前後3日間ずつ、 秋は9月23日頃の秋分の日を挟んで前後3日間ずつの それぞれ1週間のことをいいます。

「彼岸」とは向こう岸を意味する言葉で、 迷いの多い此岸(この世)に対して、仏の理想の世界である向こう岸、 つまり悟りの世界や浄土のことを言います。

日本では、その浄土に渡るために、善事を行い、先祖に思いを馳せ、 供養を行う期間を彼岸というようになりました。

仏教には西方浄土といって、西に極楽があるという考えがあり、 春分の日、秋分の日とも、真東から出た太陽が、浄土があるとされる 真西に沈む日であることから始まった日本独自の行事です。

約1200年前に全国の国分寺の僧侶らが、春と秋の2回、 7日間にわたり仏をたたえてお経をあげたと伝えられています。 それから次第に、一般の人にもお彼岸が広まったとされます。

仏教行事ですが、インドや中国にはありません。

2015/04/13 まめ知識  石仙
石仙日記一覧に戻る>>

お問い合わせ・資料請求など、お気軽にどうぞ!!

0120-67-4114お問い合わせフォーム